Dateオブジェクトの生成

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Dateオブジェクトの生成

Dateオブジェクトは、日付を直感的に操作できるオブジェクトになります。

しかし、他の文字列や配列のようなリテラル表現は存在しないので
生成には必ずコンストラクターを経由し以下の4つの方法で作成します。

デフォルト生成

引数を指定しない状態でDateオブジェクトを生成すると、生成した時点での日付と時間が取得できます。

デフォルト生成の説明図
記法

取得した時刻 = new Date()

// Dateオブジェクトの生成
let now = new Date();

console.log(now);
出力結果

Sat Feb 20 2021 17:00:30 GMT+0900 (日本標準時)

日付文字列での生成

日付文字列をもとに
Dateオブジェクトを生成します。
※英文形式でも指定できる

Dateオブジェクト(文字列)の説明図
記法

指定した時刻 = new Date ( 文字列 )

// Dateオブジェクトの生成
let date1 = new Date('2022/02/20 11:11:11');
let date2 = new Date('Sat Feb 20 2022 11:11:11'); // 英文形式

console.log("date1 : " + date1); 
console.log("date2 : " + date2);
出力結果

date1 : Sat Feb 20 2021 11:11:11 GMT+0900 (日本標準時)
date2 : Sat Feb 20 2021 11:11:11 GMT+0900 (日本標準時)

時分秒ミリの省略での生成

Dateオブジェクト(省略文字列)の説明図
記法

指定した時刻 = new Date ( 省略文字列 )

// Dateオブジェクトの生成
var date1 = new Date(2022, 0, 20, 11, 11, 11, 1111);
var date2 = new Date(2022, 0, 20);

console.log(date1);
console.log(date2);
出力結果

Wed Jan 20 2021 11:11:11 GMT+0900 (日本標準時)
Wed Jan 20 2021 00:00:00 GMT+0900 (日本標準時)

月は0(1月)〜11(12月)指定になる

タイムスタンプ値を取得

基準日時 1970 年 1 月 1 日 0 時 0 分 0 秒(UTC)からの経過ミリ秒を指定して
Date オブジェクトのインスタンスを作成します。

そのまま値を取得すると日本標準時は、
9時間の時差が考慮されます。

Dateオブジェクト(経過時間)の説明図
記法

指定した時刻 = new Date ( 経過時間 )

// Dateオブジェクトの生成
var date = new Date(0);
var thisYear  = new Date(1609426800990);

console.log(date); // 日本の兵庫県明石市
console.log(date.toUTCString()); // イギリスのグリニッジ天文台
console.log(thisYear);
出力結果

Thu Jan 01 1970 09:00:00 GMT+0900 (日本標準時)
Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 GMT
Fri Jan 01 2021 00:00:00 GMT+0900 (日本標準時)

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