算術演算子

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算術演算子

算術演算子は、四則演算や数学的な計算を行う演算子であり代数演算子とも言います。
そして、算術演算子は以下の5種類があります。

演算子概要説明
+通常の足し算を表す
通常の引き算を表す
*通常の掛け算を表す
/通常の割り算を表す
%割り算での余りの数値
**通常のべき乗を表す
++1を加算
1を減算
var y = 0;

// y → 0
console.log("1 + 2 : " + (y = 1 + 2));

// y → 3
console.log("1 - 2 : " + (y = 1 - 2));

// y → -1
console.log("1 * 2 : " + (y = 1 * 2));

// y → 2
console.log("1 / 2 : " + (y = 1 / 2));

// y → 0.5
console.log("5 % 2 : " + (y = 5 % 3));

// y → 2
console.log("** : " + y ** 2);
出力結果

1 + 2 : 3
1 – 2 : -1
1 * 2 : 2
1 / 2 : 0.5
5 % 3 : 2
** : 4

インクリメントとデクリメント

インクリメントは[++]を表記し1を加算し、
デクリメントは[- -]と表記し1を減算します。

また、記号を配置する位置によって
内容に変化が起きるので見ていきましょう。

インクリメントとデクリメントの違いに関しての図
インクリメントとデクリメント

前置演算と後置演算

記号(インクリメント・デクリメント)を
配置する位置によって呼び名が代わり
記号が前方で[前置演算]
記号が後方で[後置演算]と呼びます。

また、前置演算と後置演算は
演算処理のタイミングに違いが出てきますので
例を見て確認していきましょう。

前置演算の説明図
後置演算の説明図
let x1 = 10;
let y1 = ++x1;

let x2 = 10;
let y2 = x2++;

console.log('y1(前置演算):' + y1 + ' x1:' + x1);
console.log('y2(前置演算):' + y2 + ' x2:' + x2);
出力結果

y1(前置演算):11 x1:11
y2(後置演算):10 x2:11

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